2012年9月16日日曜日

知らなかったコマンド

何かの拍子に知らないコマンドの存在に気づくことがある。

最近知ったのは、usleepコマンドとsetquotaコマンド。

usleepコマンド

sleepコマンドより単位を細かくしたもの。
例えば、10秒カウントするなら以下のように使う。
#例がよくない(普通にsleep 10で事足りる)

[root@fc17 ~]# time usleep 10000000

real    0m10.001s
user    0m0.000s
sys     0m0.000s
[root@fc17 ~]#




 setquotaコマンド

普段は、edquotaコマンドを利用していたが、こちらの方がわかりやすいかも。
使い方はこんな感じ。
#ハードリミットとして2GBを割り当て

[root@fc17 ~]# setquota -u $USER 0 2048000 0 0 $QUOTA_PARTITION

2012年9月9日日曜日

クラウドメッセージングサミット

9/6に開催されたそれに参加してきた。

期待していたVMwareのセッションは、単にZimbra(ジンブラ)の紹介で終わってナンだよー感たっぷりだったが、それでも(自分にとって)有益な情報を得られたので、メモレベルだが以下に記す。

Sentrion
Sendmail社の製品で、ハードウェア形仮想アプライアンスの2種類がある。
基本となるプラットフォームに、必要な機能(例えばアンチスパム+アンチウィルスなどなど)だけを取り入れてシステムを構築できる。以前からMailstream Managerという製品がありそれに似ているが、送信者認証など実現可能な事が増えている。

RING Organic Storage
安価な普通のLinuxサーバを使って、分散型かつスケールアウトできるストレージを実現する技術だそうです。この技術を上手く使えれば以下のようなケースはあまり考えなくて済みそうです。
  • SANやNASを使ってシステムを構築し、そのシステムの更新時期にデータの移行やマイグレーションが発生し、システムを停止する必要に迫られるケース
  • メールデータが肥大化し、そのデータのレプリケーションにも時間がかかり、レプリケーション自体が破綻するようなケース